2006/3/16 木 | -
長崎で偽1円玉24枚見つかる
長崎県内の郵便局や銀行などで昨年十二月に偽造1円玉二十四枚が流通していたことが、八日までの県警の調べで分かった。二十四枚すべてが「平成十三年」の刻印がある1円玉。財務省は、福岡や熊本、東京の郵便局で見つかった大量の偽造1円玉の一部と特徴が類似しており「同型の金型で偽造した」とみている。県警は、偽造通貨行使の疑いで流通経路や一連の事件との関連を調べている。県警などによると、昨年九月に県内の郵便局から回収した1円玉の中から二十二枚が見つかった。長崎中央郵便局が十月、県内の郵便局から回収した汚れや摩耗がみられる「損貨」を日銀長崎支店に持ち込んだ際、同支店が偽造の疑いを指摘。真偽鑑定の結果、すべて偽造と判明した。また、長崎市内の銀行では九月、行員が気付き、日銀長崎支店に鑑定を依頼し偽造と確認。さらに同市内のガソリンスタンドで同十二月、釣り銭を受け取った客が不審に思い、警察に届けた。県警は偽造1円玉が見つかったことを公表していなかった。財務省によると、大量に発見された偽造1円玉と県内発見分には▽1円玉表裏の周縁部に円形に刻まれた「くまのプーさん」のつぶれ▽本物と比べやや光沢がない▽裏面の「平成」の文字が表面に写っている―などの類似点がある。財務省は「基本的に一連の事件と同型の金型で偽造したとみて間違いない」としている。
